どうも! gucchiです。
今回は「ダイビングHow to」の2回目、ダイビングで使用する器材について解説していきます。
この記事の対象者はこちら
- ダイビングを始める前に器材の種類を知りたい
- 器材の特徴について知りたい
- 器材選びの参考にしたい
そんな人向けの記事です。
まずは器材の構成を一覧で記載しその後一つ一つ解説します。
- ダイビングスーツ
- マスク
- シュノーケル
- レギュレーター
- ゲージ類
- BCD
- フィン
- ウエイト
- タンク
- ダイブコンピューター
長くなるので2partに分けます。
フィンからは「第2回-2 ダイビング器材を知る」の方で説明するので読んで見てください。
この記事の目次
ダイビングスーツ
まずはダイビングスーツです。
海水は空気に比べて熱伝導率が20倍以上も大きく、水中では急激に体温が低下していきます。
体温が低下していくと手足の痺れに始まり、意識の錯乱・喪失等に陥り、正常にダイビングを継続することができなくなります。
そうならないように体を保温するものがダイビングスーツにです。
ダイビングスーツには大きく分けてウェットスーツとドライスーツの2種類です、それぞれの特徴を見ていきましょう。
ウェットスーツ
一般的にダイビングをする服装で思い浮かぶのがこっちですね?
このウェットスーツですが、海の中に入るとまずスーツ内に水が入ってきます。少し冷やいです。
ウェットスーツ内に入ってきた水を体温で温め体を保温します。
スーツはネオプレンというゴムで出来ており、ネオプレン内の気泡が断熱材となり熱が奪われるのを防いでいます。
ドライスーツ
ドライスーツはウェットスーツより保温性が優れたスーツです。夏に着ると結構暑いです。
ドライスーツはウェットスーツと違い水が体に触れません。水に触れないため体温低下が緩いため冬場の寒い海中でもダイビングをすることが出来ます。
ただ100%水が入ってこないかと言えば違います。スーツの不良や使い方で浸水するリスクはあります。
大きな特徴は以上となります。
24度以下でのダイビングではスーツが必要と言われていますが、海中には危険な生物や岩・珊瑚など体を傷つける要因が多数あるため暖かい海で潜る場合も薄手のスーツでいいので着用することを推奨します。
マスク
人の目は空気中で周りの風景に対してピントを合わせるように出来ているので、水中ではものをはっきり見ることが出来ません。
そのために目の前に空気の層を作る「マスク」が必要になります。
マスクには「一眼マスク」と「二眼マスク」があります。
一眼マスク
二眼マスクに比べ視界を遮るものが少ないので視野が広く明るく見えます。
また、相手からも表情がわかりやすくなります。
しかし内容積が大きいのでマスククリアをする際に多くの空気が必要になります。
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二眼マスク
内容積少ないためマスククリアの際に空気が少なくて済みます・
二眼レンズは度入りレンズに変えることが出来ます。目が悪くてもコンタクトが装着出来ない方も安心です。
一眼マスクと違い真ん中にフレームが通っているため少し視界が狭くなります。
マスクはサイズが合わないと締め付けられたり、水が入ってきたりとストレスを受けることが多いので自分に合ったものを選びましょう!
またビジュアル面での印象も大きく変わるため好みのマスクを探してみてください。
シュノーケル
水面移動をする際に水面から顔を出さずに呼吸することが出来るので水面移動中にタンク内の空気を消費せずにすみます。
水面が波立っているときもしぶきが入ってこないため楽に呼吸が出来ます。
潜水を開始するときにレギュレーターと切り替え忘れて水を飲んだりするトラブルが考えられるため、私は水面移動する際も次項目のレギュレーターを使用することをオススメします。
別記事にてシュノーケルの必要性についても検討しています。
レギュレーター
タンクからの高圧の空気を人が吸える圧力まで減圧して水中での呼吸を可能にします。
タンクに取り付ける一次側(ファーストステージ)とダイバーの口元で咥える二次側(セカンドステージ)、その二つをつなぐホースで構成されます。
このレギュレーターが故障したときや、他のダイバーがエア切れ(タンク内の空気が無くなり、呼吸出来なくなること)を起こした場合に空気を分け与えるバックアップ空気源(オクトパス)も同じレギュレーターです。(画像右下の黄色い方)
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ゲージ類
タンクの内の空気残量をはかる残圧計(前項目のレギュレータのファーストステージから直結)、水中での方向を調べるコンパス、現在の深度を測る水深計で構成されます。(レギュレーター写真の上の丸いゲージ)
が、技術は進歩するもので最近のダイブコンピューターでは水深の計測にはじめ、タンクにつけた発信器から残圧を確認したり自分がどんな体勢でも方位を知れる「3Dコンパス」等の機能が備わり始め、このゲージ類を持つ必要がなくなってきました。
しかしダイブコンピューターも故障する恐れがあるためやはり手放すのは考えさせられます。
以上が「ダイビングの器材を知る」の前半partになります。
後半partが出来たらのリンクを張っておきますので是非ご覧ください。 できました。
それではどこかの海でお会いしましょう!
gucchiでした!