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これが私たちの「ダイバー進化論」
季節は移ろい4月です。
この季節は新生活をきっかけに何か始めようとか、変わってみよう(所謂〇〇デビュー)と思っている人もいるでしょう。
また普段の仕事やスポーツの中でも、もっとスキルを向上させたいという「理想の追求」をしている方もいますよね。
そんな時に邪魔してくるのがそういった行動や努力を否定してくる人の存在。
「どうせ〇〇」「君には無理」「でも〜」などの否定系で話す人。
「そんなに頑張らんでも」「十分出来てるやん」といった努力抑制マン
残念ながらダイバーの中でもそういった方がいます。
理想を追求するのもダイビングの醍醐味
今回はそんなダイバーとしての「進化」をするための要素を紹介します。
目的・目標を決める
まずは自分が何をしたいのか?どうなりたいのかを明確にします。
例として…
目的
- 行きたいスポットに着底禁止の場所があるので中性浮力を上達させたい
目標
- 着底しない様に潜降する
- 着底前に停止できる様に中性浮力を磨きたい
目的
- 海底の砂や泥を巻き上げずに水中写真をを撮る
目標
- 砂を巻き上げないフィンワークを手に入れる
目的
- 安全停止中に他のダイバーを楽しませるためバブルリングをやりたい
目標
- 規定回数でバブルリングを成功させたい
目的・目標が決まったらそれに向けてトレーニングをします。
シチュエーションを決める
トレーニングの内容は普通のダイビング中にできるものと出来ないものに分かれます。
自分のやりたい事がどちらか考え決定しましょう。
普段のダイビングでできる
- 中性浮力で泳ぐ
- 呼吸方法の修正
- バディダイビングの習慣
上記のような内容。
実際のダイビングの動きをしながらでないと効果が出ないものが上げられます。
普段のダイビングでできない
- 究極の中性浮力
- ウエイトバランス
- トリム
- 器材コンフィグレーション
普段のダイビングだと周りのダイバーとの兼ね合いがあり、同じ場所に留まることが迷惑になることがあります。
特にウエイトの着脱や器材コンフィグレーションなどで頻繁に水面に出たりしないといけない場合や、何分も同じ場所で留まる中性浮力などが上げられます。
シチュエーションを決めたら実際に行動するのですが、そこが一番の注意点。
次項にて説明します。
2人いるんじゃよ。
知っとるか?海は2人で潜るものなんじゃよ。
海は1人では潜れんのじゃ。
2人いるんじゃよ。
1人のダイバーだけでは理想は追求できんのじゃ。
等しく才たけたものが2人いるんじゃよ、2人。
2人揃ってはじめて・・・
理想のダイバーに一歩近づく。
by桑原本因坊
何か聞いたことあると思った人は「ヒカルの碁」世代ですよね?
ということで、志を同じくするメンバーを探す必要があります。これが一番難しい。
インストラクター相手じゃダメなのか?って思う方もおられるでしょうがそんな時に、
「別に今でも上手に出来てる」
「そこまでやる人いないよ笑」
みたいなことを言う人がいるわけですね。
これは普通のダイバーでも同じです。
冒頭でも触れましたがこういった人がいるだけでやる気が削がれたりするわけですね。
なのでお互い妥協をしないダイバー、トレーニングに納得のいくまで付き合ってくれるダイバーが必要なのです。
あとは正直な発言をするダイバーでしょうか。
気を遣って「出来ている」と言われると半端なスキルができあがってしまいます。
バディが見つかったら後は実践するだけです、気が済むまで頑張りましょう。
桑原本因坊がおっしゃるように「等しく才たけたもの」を見つけることが出来たら、あなたのスキルは格段に上昇します。
終わりに
今回の記事は桑原本因坊の「2人いるんじゃよ。」をふと思い出して、
パロってみたかっただけなんですけどね。
とはいえ書いてることは至って真面目です。
あなたにも志を同じくするバディが見つかればいいですね。
それでは!