ゴールデンウィークまで一ヶ月、ダイバーの皆さんはそろそろ潜りはじめを考える時期でしょうか?
年中潜って始めも終わりもない方もおられるでしょうけどね。
さて、久しぶりに潜る方にとってやはり気になるのがウエイトの量。
冬の間に太った体型が変わった方、器材やスーツを新調した方もいると思います。
そんな時ウエイト量をどうやって決めてますか?
当然こうですよね?
。
。
。
「前回使ったウエイト量や!」
と、過去のログを確認する方は良いダイバーかと思います。
しかし体型や器材によって多少の誤差が出てしまうもの。
前より軽い、重いとなったら気持ちよくダイビングできませんよね。
となるとやりたいのがやはりウエイトチェック。
インストラクターの方にもそう言われると思います。
そんな時思うわけです。
「いつやるんか??」
この記事の目次
ウエイトチェックのタイミング
今でしょ!(潜降前)
正解!
だけど他のダイバーとの兼ね合い!
ガイドさんとのマンツーやセルフダイビングならいいのですが、
私がウエイトチェックをする立場だとやはりエントリーに時間が掛かって待たせてしまうのは申し訳ないと思ってしまいます。
エントリーに時間が掛かって怒鳴り散らすダイバーはいないと思いますが
ウエイトが足りないとボートに上がってウエイトを補充したり、終わったら余分なウエイトをボートにポイしたり。
なので結局前回のウエイト量で潜ってしまう訳です。
そしてそのまま当シーズンを終える・・・。
ならいつやりましょうかって話です。
バディに協力を仰ぐ
まずは多少のウエイト増量を物ともしないバディを用意します。
その後前回のログのウエイトを装備
沈めなかったらバディに1kgずつ貰って潜降します。
(ダイビング中にエアを消費する分シリンダーの重量は軽くなるので、沈めたところから+1kgしておくと安心)
これで最低限のウエイトで且つ、他のダイバーをあまり待たせずダイビングを始めることが出来ます。
バディには頑張って貰いましょう。
ダイビング後
前項でダイビングを終えたらボートに上がる前に空シリンダーでウエイトチェックをしましょう。
目安はシリンダー残圧30bar程度です。
但しメンバーの中に船酔いする人がいると「はよして・・・」と可哀想なことになるので注意です。
本来のウエイトチェックのタイミング
ここでしょ!
- 久しぶりにダイビングする時
- 器材を変えたとき(スーツ含む)
- 水中で水平姿勢が取りにくいとき
- エアの消費量が早いと思った時
冒頭で触れたブランクがある、器材を変えたにくわえて、
水中姿勢が気になったときなどにもやります。
水中で腰が落ち、立ち姿勢になっているならウエイトが重い・バラン悪い悪い可能性があります。
エアが早い場合はウエイトが重い分BCDに空気を入れる量が多くなっている可能性もあります。
どうやるの?
リフレッシュダイビングをしましょう。
シーズン開始時にリフレッシュダイビングを実施するのが一番です。
出来ればマンツーマンがおすすめ。
他のダイバーに手を取られたりして意外と自分のことが出来なくなったりします。
最初説明したやり方はあくまでも、リフレッシュダイビングをしない場合。
リフレッシュダイビングとは言え1本は1本。
1ダイブも無駄にしたくない人の苦し紛れです。
終わりに
ウエイト1kgの増減だけでダイビングのやりやすさが劇的に変わります。
長いスパンでダイビングを行うなら妥協せずに調整をしましょう。
実際にリフレッシュダイビングやチェックダイブを挟まずにオーバーウエイトで潜っている方が多く見られます。
定期的に自分のスキルやウエイトを見直す習慣を作り、気持ちのいいダイビングを!
因みに何故冒頭の方法を考えたかというと
シーズン開始時にウエイトチェックをしたきりそのシーズン潜らなかったことがあるからです。
ならやらなくてよかったじゃんと思った次第
それでは!