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「ParagonSってすごいのよ!」

 

 

 

ということでダイビング器材メーカーtusaより展開されているParagonSの実機レビューです。

公式サイトでの特徴は最後にまとめておきます。

 

自分の使った感想がメインです。

 

この記事の目次

ParagonSの良いところ

とにかく柔らかい!

着けたときの一番の感想ですね。

「これでちゃんと固定されているのか?」と逆に不安になるくらいの柔らかさでした。

 

しかし特徴の一つであるFreedom Technologyの効果で、スカートのフレーム寄りの部分は硬く、フィッティングライン部分は柔らかくとシリコンの厚みを使い分けているのでしっかりとホールドされていました。

 

包み込むような、吸い付くような感覚で抜群のフィット感です。

 

余計な力が吸収される

Freedom Technology with FitⅡの一環?と思われる下写真のスリットのおかげで余計な力は人肌でなくスカートの方に吸収されているみたいです。

 

頬骨まわり↓

 

 

額まわり↓

 

マスク内の空気の通り道

マスク内を見て気づいたのですがノーズポケットの上部にスリットが入っています。

これによりマスククリアの際にまずはマスク上部に空気が流れ、スカート下部にあるスリットより水が押し出される仕組みなのだと推測します。

違う可能性も否めませんが。

 

空気の流れ道、水の流れ道を設けることでマスククリアをし易くしているようです。

スカート下部のスリットは水がマスク内に残らないようする意味合いもあるのかな?

 

ノーズポケットのスリット↓

 

スカート下部のスリット↓

 

 

ちょうど良い内容量

パラゴンSの内容量は185ccとなっており、マスククリアもし易い且つ閉塞感も少なくストレスが少ないちょうど良さがあります。

参考までに同社freedomHDは265cc、GULLのヴェイダーは140ccとなっています。

 

 

ParagonSの注意するところ

フレームの錆

フレームの2層目、メタルフレームの材質はステンレスとのこと。

剛性もあり丈夫です。

 

ステンレスは一般的に錆には強いんですが、全く錆びないという訳ではないことに注意。

ちゃんと塩抜きして乾燥させないと錆が浮いてきます。

 

フレームの構造上、正規ディーラーよりメーカーに注文して貰えば部品交換は可能かとは思いますが大事に扱いましょう。

 

 

錆は錆で味が出て良いという人もいるのですが、キレイな状態が好きな人は要チェック。

ダイビング後の器材管理をしっかり行いましょう!

 

ストラップの締め加減

良いところで紹介したようにスカートがかなり柔らかいです。

最初私は不安感からストラップを少し強めに締めていたんですが、どうやらそれだと水が滲んでくるような感じでした。

 

ストラップの過剰な締め付けは柔らかいスカートの利点を殺してしまうようです。

自分が思っているよりも緩くしておく方が水が入ってこないのでストラップの調整には注意しましょう。

 

マスクを着けた状態でストラップアジャスターのボタンを押すと良い感じに調整が出来ます。

 

総評

  • 初心者にもお勧め
  • 器材管理には注意

 

インストラクターやベテランダイバー向けに作られたとの話を聞きます。

評判通りハイスペックで細部まで拘っており人気が出るのも頷けます。

 

さらに・・・

  • 柔らかさによるストレスの低減
  • 閉塞感の少なさ
  • マスククリアのやりやすさ

 

上記から初心者ダイバーにも使いやすいものだと感じます。

但し値も張るものなので敬遠されるのかも知れませんが。

 

 

しかし器材管理には少し注意が必要。

メタルフレーム部分の錆もそうですが、スカートも部分も大変薄く柔らかい部分があります。

スカートに使用している素材の「シリコン」は熱や水、油脂には大変強く寿命も長いのですが少し摩擦には弱いです。

ボートやシリンダーなどの硬いものや鋭利なものには注意が必要かと思われます。

 

万人受けしそうなので顔の小さい女性用のマスクも展開されるとうれしいですね。

 

公式記載の特徴まとめ

tusaの公式ページに記載されているParagonSの特徴をまとめてみました。

 

 

 

 

 

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