「エアの消費量を抑えるロードマップ」の4回目、最終編になります。
ロードマップ①〜③を進めた上でまだ改善が見られなければ、別の切り口を探しましょう。
これだけ頑張ったんです、開き直ってもいいかと。
この記事の目次
オーラルでの給気
浮力調整のためのBCDへの給気をオーラルで行います。
吐く空気を再利用することでエア消費量の低減を図ります。
しかしオーラルで給気する際に呼吸の抵抗が強くなると、息切れのや心拍数の上昇に繋がりますので改善されるか微妙なところ。
逆にインフレーターから排気される空気で呼吸をしては行けません。
酸素量が少なく、酸欠・二酸化炭素過剰となりトラブルを誘発します。
タンク容量を増やす
考えなしに容量を増やすわけではありません。
10Lタンクの容量に不安感をもってしまい緊張で呼吸量が増えている可能性があります。
12Lタンクを使用した後空気の消費量を計算してみると、実は10Lタンクでも余裕だったと言うことがあるかも知れません。
サイドマウントの選択
思い切ってサイドマウントのを始めてみるのもありかと。
- 流線形・水平姿勢を作りやすい
- 中性浮力が取りやすい
- 水の抵抗を減らせる
- タンク容量2倍の安心感
- タンクトラブルに対して目視で対応出来る
などの利点があります。
経験を積む
文字通り経験を積むだけです。
お疲れ様でした
お疲れ様でした!
長い道のりでしたがここがロードマップのゴールです。
これでエアの消費量が低減した方はおめでとうございます。
改善されなかった方にはもっと良い方法があるかもしれません。
他の方法を探してみましょう。
最終手段に水中スクーターを残しています。
終わりに
今回のロードマップ①〜④でエア消費の要因を色々と潰していきました。
これを使用することで皆さんのエア持ちがよくなれば幸いです。
最後になりますが、エアの消費量が少ない人が偉いわけでも消費量が多い人が悪いわけでもありません。
どうしてもエアの消費量の差は出てしまうものです。
それを気にしないくらいの余裕と広い心を持ってダイビングを楽しみましょう。
それでは!