前回紹介したマスク、GULLのヴェイダーの清掃方法についての記事です。
記事タイトルはゼロから始まっていますが、実際はマイナス(マイナスドライバー)から始まります。
普段使っているマスクですが、砂場接触していなくても海中の浮遊物や器材清掃用の水槽内のゴミ、鼻水などでよく見ると意外に汚れています。
新型コロナで活動自粛している今こそ器材の清掃をしてみてはいかがでしょうか?
今回紹介するGULLマスクはメンテナンス性が良く簡単に清掃できるので持っている方はチャレンジしてみてください!
分解方法
用意するのはマイナスドライバーだけ、簡単に分解できます。
まずはマスクを裏返してバックルがついている部分のスカートをめくります。
そうすると上フレームと下フレームを固定している爪が見えます。
爪の隙間にそっとマイナスドライバーを噛ませ、ゆっくり開きます。
※爪が折れないように優しく扱いましょう!
左右両方の爪を開いたら上下のフレームを取り外します。
一旦汚れの確認。
次にスカートの溝からレンズを取り外し。
スカートを少し引っ張るだけで外れていきます。
※外すときにレンズの表裏を確認しておきましょう!マスク正面から見てレンズに描いてある文字が読める方が正しい向き(表側)です。
これで分解は終わりです。
分解中に砂などが落ちるので新聞紙とか敷いてやると汚れないです。
洗う!
バケツ等に水を溜めぶち込みます。
歯ブラシや無ければ手を使って汚れを落としていきます。
中性洗剤を使っても良いのですが洗い残しがあるとスカートの劣化の原因になるので真水でもOKです。
※今回はマスクを分解したので洗い残しが発生しづらいですが、普段はフレーム・レンズ・スカートの隙間に洗剤が残ったりします。
スカートの溝もしっかりと掃除します。
レンズの表側はUVカットのコーティングが施されているので傷つけないように手で洗います。(真水)
キレイになったら乾かして組み立てます。
組み立て
分解と逆の手順です。
スカートにレンズ取り付け→フレーム取り付け→爪で固定
道具は必要ありません、手で出来ます。
レンズを取り付ける前にもう一度スカートに異物がついていないか確認しましょう、隙間が開くと浸水する恐れがあります。
レンズはスカート溝の奥までしっかり挿入!
フレームもしっかり溝奥まで差し込みます。
爪でフレームを固定したら作業終了です!
終わったら一度装着して鼻で息を吸ってみて不備が無いか確認、ここで圧が逃げるようなら取り付けの際に隙間が生じています。
ダイビング中に水が浸みてきては大変なので再度分解し組み立て直しましょう。
分解清掃方法は以上になります。
お気に入りの器材、長く使うためにも点検清掃はしっかりと!
それではどこかの海でお会いしましょう!
gucchiでした。