どうも! gucchiです。
今回は腕時計のレビューをするコーナー「波型脱進機」をやって行きます!
このコーナーの対象者はこちら
- 腕時計、高級時計に興味がある
- 腕時計選びの参考にしたい
- いろんなブランドを知りたい
そんな人向けのコーナーです。
一回目は私が普段で一番使用している「ボールウォッチ」についての記事です。
興味がある方は是非ご覧ください。
この記事の目次
10万円~30万円台の腕時計ブランド・ボールウォッチ
現在本社はスイスにあるボールウォッチですが、原点は19世紀半ば鉄道産業の成長するアメリカ。
創業当初は時計ブランドではなくジュエリーショップとしての設立でした。
創業者のウェブスター・クレイ・ボールは1891年にオハイオ州キプトンで発生した鉄道事故を期に鉄道時計の検査システムの確立をし、その後時計製造を開始しました。
※キプトンの悲劇…列車同士の正面衝突事故。片方の列車の機関士が所持していた時計が4分程度狂っていたことが原因。
この鉄道事故以来ボールウォッチは、振動や温度などに左右されずあらゆる過酷な環境でも正確な時を告げるための時計づくりを、「産業に貢献できる機能性」の開発精神のもと行っています。
エンジニアⅡ オハイオの特徴
エンジニアⅡ オハイオはボールウォッチの原点、アメリカのオハイオ州をその名に冠したスタンダードなモデルです。
現在は生産終了し、ほとんどが中古での出回りとなります。
また後継機としてエンジニアⅢ オハイオが同価格帯で販売されています。
その姿はこちら
3針モデルの自動巻時計にデイト機能が付いたシンプルな時計です。
が!自社ムーブメント、ボールキャリバー RR1102を搭載した耐衝撃性・耐磁性・100M防水のついた堅牢な作りになっています。
風防はサファイアクリスタル、リューズはねじ込み式です。
ステンレススチールのブレスレットは観音開きの仕様です。
バックルにはプッシュボタンは無く、そのまま引っ張って開けるのですがかなり丈夫、荒く使用しても勝手に開くことはまずありません。
バックはこちら、ボールウォッチの鉄道時計としての誇りが描かれています!
購入時はオリジナルの刻印を入れることもできました。(ぼやけて見にくいですが…。)
秒針には「RR」=RAIL ROAD=鉄道 のモチーフ。
そしてなんと言ってもこのボールウォッチ最大の特徴「マイクロ・ガスライト」
一般的な蓄光式の蛍光塗料と違い、このマイクロ・ガスライトは自発光する夜光システムです。
真空のガラスの中にトリチウムという放射線物質を閉じ込め、ガラス管にコーティングされた蛍光物質と作用して光を放ちます。
※このガラス内の放射線量は極小で時計のケースを透過しません。万が一漏れ出しても皮膚にすら影響の無い放射線量だそうです。
写真の撮り方が下手でうまく伝わりませんね…。
1時から12時の全部位と3針すべてに取り付けられています。
これめちゃくちゃ光ります。
夜間に行動する際、これが無いと満足できなくなりました。
簡単ですが特徴はこんな感じでシンプルながらも随所にこだわりが見られる時計です。
購入理由
このオハイオは「普段使いできるタフな時計」を探していた際に出会った時計です。
そんな時に、「時計は引き算」の美学を少なからず持っている私にはラウンド型の白ダイヤル、シンプルなインデックス、ドルフィン針はドストライクでした。
それに加え夜でも確保された視認性、衝撃に強い丈夫なケースは私の選考条件にマッチしていたため購入することとしました。
終わりに
この時計とは4年のつきあいとなります。
普段だけで無くアクティブな旅行をするときにもずっと使っていますが、特にトラブルも無く動き続けています。
価格帯も非常にリーズナブルで最初の時計としても、人生の相方としてもオススメできます!
百聞は一見に如かず、もしこの記事をみてボールウォッチが気になった方がいましたら実物を見て検討してみてください。
価格や他の色の参考までに中古品、GMTモデルのリンクを張っておきます。
【緑屋質屋】ボールウォッチ(BALLWatch) NM2026C エンジニアII オハイオ40 デイデイト メンズサイズ【中古】 価格:89,800円 |
BALL WATCH ボールウォッチ エンジニアII オハイオ GMT GM1032C-S2CJ-SL 2015年 箱・保証書付【中古】 価格:98,780円 |
この時計を表現するなら
エンジニアⅡ オハイオとは 「気兼ねなく誘える親友」である。
あなたにも善い出会いがありますように。
gucchiでした!