各コンテンツのまとめ
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前回のPADIスキルアップコースの記事で、AOW・ADVの認定条件にはアドベンチャーダイブを規定数行うことが必要であることが分かりました。

 

今回からはそのAOW・ADVに必要なアドベンチャーダイブの種類について知っていきましょう!

25種類あるアドベンチャーダイブを3つの分野に分けてみました。

  1. 基礎スキル
  2. 特殊な潜り方
  3. 特殊な環境

今回は1番の「基礎スキル」についてリストアップしていきます。

 

この記事の目次

基礎スキル8項

基礎スキル編で紹介するのはこちら

  1. 水中ナビゲーション
  2. 水中ナチュラリスト
  3. Dive Against Debris(AWARE)
  4. サメの保護(AWARE)
  5. ボート
  6. ドライスーツ
  7. PPB(ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー)
  8. ディレイド・サーフェス・マーカー・ブイ

 

1水中ナビゲーション

 

エントリーから目的地、エキジットまでを正確に泳ぎ辿り着くためのスキルです。

水中コンパスの使い方(コンパスナビゲーション)、自然の指標物を確認しながら移動する(ナチュラルナビゲーション)などに触れます。

 

実際にコンパスを使用し四角形や三角形に泳いで最初の場所に帰るトレーニングなどを行います。

 

※AOW認定必須科目です。

 

2水中ナチュラリスト

 

ダイビング中ただ生物を見るだけで無く、対象の生物の生態や危険生物への知識を学びます。

生き物やその住処である水中環境の保護に対するモラルが身につきます。

 

3Dive Against Debris(AWARE)

昨今問題になっている海洋ゴミについての知識を学びます。

海底・海中ゴミの回収→種類・量のまとめ→報告を行います。

 

報告内容はProject AWAREにて集計され、環境保護の活動に活かされます。

 

 

4サメの保護(AWARE)

 

絶滅の危険にあるサメの価値や保護活動、サメに脅威を与えているものについての知識を学びます。

 

オープンウォーターでの講習では実際にサメを見て自然行動を観察したりすることが主だが、実際にサメを見ることができなくても認定になる

それだけサメが少ないってことで・・・。

 

5ボート

 

ボートダイビングをするに当たって必要な知識とスキルを学びます。

  • ボートの種類に応じたエントリー・エキジット方法
  • 船上でのダイバーの位置取り(バランス)
  • ボートの部位の名称  などなど

 

別記事でエキジットの危険性に触れてますのでお目通しを。

 

 

6ドライスーツ

 

ドライスーツを使用したダイビングの知識を学びます。

着脱からウエイト調整、浮力コントロールなど普段のダイビングに必要なスキルや、ドライスーツ特有のスーツ内のスクイズへの対応などののスキルを習得します。

 

実施項目にはありませんが、スーツの足部分にエアが溜まって急浮上する「噴き上げ」への対応も知っておくと安全です。

 

 

7PPB(ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー)

 

ダイビングの中でも特に重要なスキル「中性浮力」の強化を行います。

  • 自分の快適な姿勢を保てるようにウエイトの位置・量を調整
  • 器材・アクセサリーの装着と固定
  • 垂直や水平、足を上に下状態など、様々な姿勢で中性浮力を取る など

 

究極の中性浮力を目指します。

 

8ディレイド・サーフェス・マーカー・ブイ

 

ボートダイビングやドリフトダイビングで必要な緊急用器材、「フロート」「シグナルチューブ」などの名前で呼ばれるものです。

水面で膨らませたり、水中から打ち上げたりして、自分の居場所を知らせることができる器材。

 

OWD講習で水面での使用はやります。

そこからさらに水中で使用したり、別のアイテム(スプール(リール))と組み合わせたりして使用の幅を広げます。

 

 

終わりに

効率だけで言うならAOW必須項目の水中ナビゲーションと、SP講習で開催頻度が高い「PPB(ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー)」でしょう。

このアドベンチャーダイブは各SPコースの1ダイブ目としてのクレジットとなります。

 

しかし自分の興味ある分野を楽しく学ぶのが一番です。

 

今回はここまで、後日残りの2分野を紹介します。

それでは!

 

 

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