先日YouTubeチャンネル【東海オンエア】にて配信された、ききワイン会で使用されていたワインについて紹介。
動画はこちら↓
若干こじつけの様な説明になりますが、妙に的を射た表現となっています。
価格の安い順に紹介していきます。
この記事の目次
ロベール・シュヴィヨン ブルゴーニュ・パストゥーグラン2017 1本目(Dのワイン)
ロベール・シュヴィヨン ブルゴーニュ・パストゥーグラン [2017]750ml 価格:2,464円 |
動画内で「パンチが強いのに実はそんなに芯食わないみたいな」と表現されたワイン。
このワインの中にはボジョレーでおなじみのガメイが含まれています。
タンニン控えめで、比較的軽い飲み口のワインだったのでそのような言葉がでたのではないかと。
深いルビー色に惹かれたか、闇を感じたらしいです。
クロード・デュガ ブルゴーニュ・ルージュ2018 2本目(Aのワイン)
クロード・デュガ ブルゴーニュ・ルージュ [2018]750ml 価格:5,980円 |
特に大きな感想はありませんでしたが、最初の考察で2番目に高い予想でした。
減農薬法で作られ、テロワールを重視して栽培されたブドウを使用したワイン。
特にこの2018年は暑く乾燥した天候に恵まれたらしく、クロード・デュガにとって秀逸なヴィンテージになったと言われています。
そのため価格帯以上のポテンシャルを発揮していたんじゃないかと推定します。
バンジャマン・ルルー ヴォーヌ・ロマネ 3本目(Cのワイン)
バンジャマン・ルルー ヴォーヌ・ロマネ [2017]750ml 価格:14,080円 |
「最高にかわいい熟女」と表現されたワイン
ネゴシアンであるバンジャマン・ルルーがヴォーヌ・ロマネのブドウを使用して醸造したワイン。
バンジャマンは若く新進気鋭のネゴシアンですが畑に何度も足を運び、多くを学んで畑の個性を再現するネゴシアンだそうです。
そしてヴォーヌ・ロマネと言えば「神々に愛された村」、「ブルゴーニュの丘の中心に輝く宝石」とまで言われる村です。
優雅さと気品を持ち、華やかである畑の個性を感じ取っての表現でしょうか?
シャンボール ミュジニー プルミエクリュ レ ザムルーズ ロベール グロフィエ 4本目(Eのワイン)
シャンボール ミュジニー1級レ ザムルーズ[2017]ロベール グロフィエ(赤ワイン ブルゴーニュ) 価格:54,800円 |
後述するミュジニーの妹と評されるワイン。
匂いが「先祖代々のグランドピアノ」、と露骨に感じるヴィンテージ感が表現されていました。
ロベール グロフィエの畑には、樹齢20年の若木と一緒に80年の古樹が植樹されています。
若い世代に受け継いでいくテロワールを感じたのでしょう。
2016年のものより若干軽やからしく、カドがなく飲みやすいため東海オンエアの4人が絶賛するワインとなりました。
ミュジニー ヴィエイユ ヴィーニュ グラン クリュ2018 5本目(Bのワイン)
コント ジョルジュ ド ヴォギュエ ミュジニー ヴィエイユ ヴィーニュ グラン クリュ 2018 750ml 赤ワイン ピノ ノワール フランス ブルゴーニュ 価格:143,000円 |
動画内の字幕では2017年のヴィンテージでしたが、写真によるとこちらの2018年のものかと。
「シャンプーみたいな匂いがする」ミネラル感か。
「昔好きだったあの子と手を繋いで帰った帰り道のような味」
のような懐かしさがあるとの表現。
このミュジニーは樹齢25年以上のブドウのみを使って作られるワイン。
歩んできた歴史がとしみつ氏に過去の憧憬を思い出させたみたいです。
「子供なのは重々承知だけど、自分が通ってきた道の途中にいる奴らをみたような気持ち」
10年は待たないとそのポテンシャルが発揮されないとも言われるほど偉大なワインです。
25年以上も歳を重ねてきたブドウがワインとなり、新しく歴史を刻み始めた際の気持ちを表現しているとすれば天才的な感性であると思います。
男か女かで言えば女だよね・・・と言うのも頷けます。
なぜならシャンボール・ミュジニーはコート・ド・ニュイ地区で「最も女性的」と表現されるワインだからです。
終わりに
以上5本のワインを紹介してきました。
ワインに敷居を高く感じている人も多いと思います。
しかし今回の動画のように楽しくはしゃぎながら飲むのも一つの形です。
興味がわいた人は是非気軽にのんでみてください。
今回の様な独特且つ的を射た表現をしているマンガ「神の雫」がオススメです。
価格:660円 |
それではお酒は「良い気分まで!」
gucchiでした。